売上アップするには、他社(または他者)との差別化が大切です。
でも皆さん、差別化を難しく考えすぎています。
実は差別化は、とても簡単にできます。
たとえ同じ商品やサービスを提供していても、差別化は可能です。
(1)絞り込む
その分野では、世界一、日本一と言えるくらいまで、絞り込んでください。
例えば、スーパーマーケットはたくさんありますが、高齢者向けのスーパーは少なくなります。
さらに60代が必要な商品やサービスを豊富にしたり、
高齢者が見やすい表示、陳列にすると、もっと特徴が出る。
といったイメージです。
子供向け、主婦向け、OL向け、お父さん向けなど、いろいろ考えられます。
ただし絞り込みすぎると、対象が減るので、バランスが大切です。
(2)世界一やさしく説明する
易しく(または優しく)説明するだけでも、差別化ができます。
世の中、難しいことを易しく話せる人が少ないのです。
また、優しく話せる店員も少ないです。
難しいことを難しく話す、説明する事は、誰でもできます。
同業者に業界用語や専門用語で説明するのは、簡単です。
難しい言葉を使うと、何となく詳しい人というイメージがありますが、そうではありません。
実は、難しい言葉を使っている本人が、理解していないことが多いです。
専門用語に包まれて、物事の基本や本質が見えなくなっているからです。
易しく説明するには、本人がしっかり理解している必要があります。
説明は、小学生にもわかるくらいが、理想的だと言われています。
小学生がわかるレベルまで易しくすると、高齢者にも易しい説明になります。
あとは優しく説明するだけです。
ジャーナリストである池上彰さんのニュース解説が、とても人気がありますが、同じような理由です。
これまでは、易しく解説できるジャーナリストが、いなかったのです。
(3)世界一詳しく説明する
世の中は、初心者や子供、女性、高齢者にとって、難しいことが多すぎます。
例えば家電のマニュアルも、難しいですよね。
男性目線で作られているからかも知れません。
もっとわかりやすい図や文章にするだけで、たとえ同じ商品やサービスを扱っていても、差別化することができます。
商品やサービスに、オリジナルの小冊子をプラスしただけで、売上アップした例もあります。
小冊子が欲しいために、商品を購入する人もいるほどです。
ケーキ屋さんが、「ケーキの美味しい食べ方」をおまけしてくれたり、
お花屋さんが、「長持ちする花の生け方」などをくれたら、
そのお店から商品を買ってみたくなります。
(4)世界一の専門家になる
「○○のことなら、何でもわかる」と言えるようにするだけで、差別化できます。
その分野や、業界のありとあらゆるものに精通している人は、魅力があります。
きっとマスコミでも引っ張りだこでしょう。
○○を長年研究、△△を経験してきた、などは有利になります。
あなたの豊富な知識を元に出版もできるかも。
本を出版できれば、信頼もアップするので、さらに好循環になります。
(5)これまでに無い組み合わせをする
テレビ番組の「発掘!スター☆ドラフト会議」で、「海パンカメラマン」が登場していました。
これは組み合わせの上手さです。
カメラマン + 海パン = 海パンカメラマン
カメラマンとしての腕は知りませんが、
数多くいるカメラマンの中で、確実に目立った存在になっています。
普通の真面目なカメラマンでは、なかなか真似することはできません(笑)
同じような発想で、○○専門の作家、○○専門の写真家などがあります。
実はこのような組み合わせは、簡単に見つかります。
興味のある方は、以下のWebサイトをご覧ください。
・アイデア・企画の出し方入門講座
あなたのビジネスにプラスαを加えることで、他社との差別化が、意外と簡単にできます。
以上、どうでしたか?
「差別化するのは、それほど難しくない」、「意外と簡単なんだ」と思えてもらえたら、幸いです。
スポンサードリンク
スポンサードリンク